年利109.5%以上の金利の場合、利息は返済しなくていい

異常な高金利を取る貸金業者は『ヤミ金』と呼ばれています。最近では携帯電話を使って運営するヤミ金が多いところから『090金融』とも呼ばれることがあります。

こうした貸金業者からの借金の利息は、例え借主が利息に納得して借りたとしても、出資法の上限利息を超える利息は返済しなくても問題ありません。
しかし、法廷利息上限までの利息は支払わなくてはいけません。1円も払わなくていいというわけではないのです。

ただし、「109.5%以下なら必ず法廷金利を払わなくてはいけない」というわけではありません。本来であれば上限利息は20%までで、それを超えれば『取りすぎ』になります。
20%以上109.5%未満の金利の契約で、「きっちりと弁護士を通して話をしてみれば払わなくてよくなった」というケースも少なくありません。

年109.5%を超える暴利の場合であれば、金利は一切払わなくても問題ありません。
借りたお金は返済しなければいけませんが、利息は1円も支払わなくて良いのです。
(『借りたお金も返済しなくていい』と勘違いされることがありますが、実際に返さなくていいのは利息だけです。元本は返さなければいけません)

とは言っても、『ヤミ金』と呼ばれる貸金業者のほとんどは法廷利息の何十倍、何百倍といった恐ろしい金利を設定してくるところがほとんどです。
そう考えると『ヤミ金の借金の金利は払わなくても良い』と考えられます。

法外な利息でも、日にちで計算すると1日数十円数百円程度

『109.5%』と言われるととても高い金利のように思えますが、日数単位に支払う利息額を考えてみると、1万円借りて1日30円です。
1日30円と聞くと、とても安いように感じられます。
しかし、これを年単位に直してみると10,950円です。
元本の返済と合わせると、20,950円。これを安いと感じる人はいるでしょうか。

悪徳な貸金業者は「1日たったの30円!」と、まるで利息が安いようにセールスしてきます。
『1日30円の金利は高い』と覚えておきましょう。

もし利息を払いすぎてしまった場合は、払いすぎた分のお金を返すように請求することができます。
これが最近よく聞かれるようになった『過払い金請求』です。

貸金業法が新しくなる以前も上限金利はありましたが、『みなし弁済規定』といって、出資法上限の29.2%以下の利息であれば、借主が任意で利息を支払えばその利息でもOKとされていたのです。
そのため、20%以上29.2%未満で貸し出している貸金業者も多くあったようです。

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